こんにちは♪プラーナです。
当店イチオシの大人気の施術メニュー【漢方ハーブ蒸し】
ただのよもぎ蒸しとは違うのです。
なにが違うかって??それはお一人お一人の体質や体調、体質に合わせて
約25種類の中国産の漢方、国産のハーブの中から選び、調合しブレンドさせて頂くのです。
お身体は何通りもありお一人お一人違いますがその中でもよく見られるタイプ別に
本日はご紹介させて頂きたいと思います。
①血虚タイプ
あなたはいくつ当てはまりますか??
・眠れない ・毛が抜けやすい ・お肌につやがない ・貧血ぎみ ・目がかすむ ・痩せている 上記の症状は東洋医学的所見で【血虚:ケッキョ】体質と呼びます。 血は東洋医学では栄養素のことを指します。 虚、というのは少ない、という意味なので要約すると 栄養素が不足している状態ということです。 無理なダイエットや偏食の方、夜更かしされる方に多くみられます。 食養生は鉄分が豊富に含まれているものを積極的に摂りましょう! 牡蛎、レバー、ホウレンソウ、あさりなどがおススメです! また当サロンで血虚体質の方によく使う漢方ハーブ蒸しのブレンドは 当帰(とうき)、ローズマリー、ローズヒップです♪ 当帰は血流改善によく、冷え予防にも◎ ローズ系は女性ホルモンに働きかけたり、ビタミンが豊富に含まれているので 若返りに最適です(*^▽^*)☆ 妊活中の方や、子育て中のママさん、閉経前後の更年期の方、、、 あらゆる年代の女性に多くみられる体質かと思います。 血虚タイプの方にオススメの漢方薬は…
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
全身に大切な栄養素を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除いて
足腰の冷え症や生理不順を改善します。
七物降下湯(しちもつこうかとう)
「気」と「血(けつ)」を増やし、めぐりを良くすることで、耳鳴りなどの高血圧の随伴症状を改善していきます。
当帰飲子(とうきいんし)
「血(けつ)」を補給する「四物湯(しもつとう)」をベースに、「気」を補う生薬やかゆみを止める生薬を配合した処方。肌に栄養分とうるおいを与え、乾燥肌を改善します。
②陽虚タイプ
あなたはいくつ当てはまりますか?
・寒がり
・おトイレの回数が多い
・むくみやすい
・体が冷えると体調不良になる
・温かいものを好む
・基礎体温が低い
・夏でも寒がり
・痩せれない
上記の症状は東洋医学的所見で【陽虚:ヨウキョ】体質と呼びます。
東洋医学では身体を温める熱エネルギーを陽気といいます。(今でいう代謝のようなもの)
これが少ない、という意味ですのでいわゆる冷え症タイプになります。
冷えは万病のもと、とよく言いますが本当に良いことがありません。。。
特に女性は冷えると自律神経が乱れて更年期の症状が悪化したり血行不良による
婦人科系のトラブルなどありとあらゆる症状が出現します。
不妊もその一つです。子宮が冷えると硬くなり卵子が着床しにくくなるので
若いうちからケアをしっかり行いましょう!
食養生はニラ、エビ、羊肉、クルミ、ししとう、黒砂糖などです。
また、当サロンで陽虚体質の方によく使う漢方ハーブ蒸しのブレンドは
乾姜、桂皮、陳皮です♪
乾姜は乾燥させた生姜のことで言わずもがな温熱作用があります!
桂皮は聞きなじみのある言い方だとシナモンやニッキのことを指します。
こちらも古くから体を温める効果がある、と言われている代表の生薬です。
陳皮はミカンの皮を乾燥させたものでのどの痛みや風邪予防、胃腸の働きの改善というイメージを
よく持たれるのですが血管拡張作用があるので冷えにも適しております!
当サロンには冷え症の改善を希望されるお客様が非常に多いので
陽虚体質の方が圧倒的な割合を占めています。
陽虚タイプの方にオススメの漢方薬は…
八味地黄丸(はちみじおうがん)
効能は温補腎陽(おんほじんよう)です。温めて腎陽を補う働きを持ちます。
腎陽が不足する腎陽虚証に使います。なお腎とは現代医学でいう腎臓の他に生殖器系も含みます。
参馬補腎丸(じんばほじんがん)
13種類の動物性・植物性生薬を配合し丸剤としたもので、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症の場合の滋養強壮を目的としております。
③陰虚タイプ
あなたはいくつ当てはまりますか?
・めまい、かすみ目
・のどが渇く
・空咳が出る
・手のひら、足の裏が熱い
・寝汗が出る
・頬が赤くほてりやすい
・尿量が少なく濃い
「気」が不足してエネルギーが足りていないので、疲れや倦怠感があり、体が冷えやすい状態です。胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい人も。体力も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい傾向があります。。
東洋医学で陰の気というものは冷たい、や冷ます、という意味があり
陰気=身体の熱を冷ます水分(体液、津液といいます)を指します。
陰虚体質とは体内の水分が不足している状態を表します。
無理をし過ぎて体がオーバーヒートし、体内の水分が干上がった、というイメージです。
ほてりが出やすく、水分不足になりますが、水を一気飲みするのではなくこまめに水分補給しましょう
乾燥によるトラブルもでやすいので注意を。水分代謝のカギを握るのは東洋も西洋もやはり腎臓!
ですので腎臓のケアをしっかり行いましょう!
食養生では豚肉、レンコン、トマト、キュウリ、梨、すいかなどです。
また、当サロンで陰虚体質の方によく使う漢方ハーブ蒸しブレンドは
地黄、ハイビスカス、薄荷です♪
地黄は腎臓の働きを助けてくれます。
ハイビスカスは水分調整に欠かせないカリウムが豊富に含まれております!
薄荷は食欲がないときは胃の潤いが不足していると言われるのですがそういった際に
胃を潤わせてくれる働きをしています!
潤い不足になりやすい臓器は肺と胃です。
陰虚タイプの方にオススメの漢方薬は…
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
体に熱がこもってしまうと、ほてりやかゆみなどが起こることがあります。これを鎮めるのが「白虎加人参湯」です。
比較的体力がある人に向く薬で、湿疹・皮膚炎や皮膚のかゆみがある場合に適します。のどの渇きやほてりにも用いられます。
また、初期の糖尿病で、のどが渇く場合に用いられることもあります。
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
体力が低下して、心身が疲労している人の不眠の改善によく用いられる漢方薬です。主薬の「酸棗仁」は気を鎮めるような作用があり、「五臓」※の「心(しん)」の働きの不調に関する症状に用いられる生薬です。「知母」や「茯苓」にも同じような効果が期待できるといわれています。
こうしたいくつもの生薬がいっしょに働いて、神経の高ぶりを鎮めて、熟睡できるように働きかけます。
④気虚タイプ
- 顔色が悪い
- 疲れやすい
- 声に力がない
- 汗をかきやすい
- 食欲不振
上記の症状は東洋医学的所見で【気虚:キキョ】体質と呼びます。
「気」が不足してエネルギーが足りていないので、疲れや倦怠感があり、体が冷えやすい状態です。
胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい人も。
体力も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい傾向があります。
体が芯から冷えていることが多い気虚の方は、冷たい物や生ものは避け、体を温め消化が良く、
胃腸に負担がかからないものを食べましょう。
米、イモ、豆、キノコ類や牛肉、鶏肉、豚肉、ウナギ、エビなどがおすすめです。
また、当サロンで気虚体質の方によく使う漢方ハーブ蒸しブレンドは
黄耆、当帰、ホーリーバジルです♪
黄耆は気を補うことで気虚(ききょ)による止まらない汗、回復の遅い皮膚トラブル、そしてむくみの改善も期待できます。
当帰は補気ではなく補血作用を持つ生薬です。血は気から生まれ、気もまた血に生まれ変わることができます。
したがって、慢性的な気虚は結果的に血の不足である血虚(けっきょ)に陥ってしまいます。
ホーリーバジルは体温をコントロールくる自律神経の乱れを整えるハーブになっております。
気を巡らせ元気を出すものになっています。
気虚タイプの方にオススメの漢方薬は…
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
補中益気湯」の「中」は胃腸を指し、「益気」には「気」を増すという意味があります。胃腸の消化・吸収機能を整えて「気」を生み出し、病気に対する抵抗力を高める薬です。元気を補う漢方薬の代表的処方であることから、「医王湯(イオウトウ)」ともいわれます。
六君子湯(しっくんしとう)
六君子湯は、胃腸のはたらきを高めることで、胃の痛みやもたれなど、胃腸の不快感を改善します。「気」を補ってめぐらせる処方です。
加味逍遙散(かみしょうようさん)
加味逍遙散の服用に向いているのは、「血(けつ)」の不足から「気」が余り、たまった「気」が熱に変わってさまざまな症状を引き起こしている方となります。
交感神経が興奮したことによるイライラ、不眠症などに対して、自律神経を調整し、イライラやのぼせをしずめて、血行を促進します。
本日は代表的な虚(足りない)の4つのタイプについて説明させて頂きました。
あなたに当てはまるタイプは何でしたか??
まずはご自身のお身体を知ることがとても大切です。
プラーナではお客様のお身体の体質をしっかり知り、一人一人に合わせて
しっかりご相談させて頂きます。
ぜひお身体の改善にお悩みの方はいつでもご相談ください。