地球には重力があり、人は常に自分の体の重さの重力を受けています。 重心がまっすぐ中心にあれば体全体に負荷が分散するので、各部位に負担はそこまで大きくなりません。 しかし、重心がズレてしまっていると偏った部位に負荷が集中するため、その負荷が大きくなってしまった部位が硬くなってしまいます。 多くの人は姿勢が悪化していくと体の重心が後ろへズレていきます。 重心が後ろに移動すると、大腿四頭筋(前ももの筋肉)が余分な負担を受けることがあり、これが硬くなる原因となることがあります。前ももの筋肉は体を前に支えるために働くため、後ろに重心が移動するとその部位に不必要な緊張が生じ、筋肉が硬くなりやすくなります。 されに、重心が後ろに移動すると、ふくらはぎの筋肉も余分な緊張を受け、硬くなることがあります。これは、足の裏や脚の後ろ側が支えとなるため、ふくらはぎの筋肉が過度に使われることが原因です。 それ以外にも、ハムストリングスや臀部も余計な負荷がかかり硬くなっていってしまいます。 重心を中心に戻すために気をつける事としては ・姿勢の意識 常に背中をまっすぐに保ち、頭を天井に向けたまま歩行や座っていることに注意します。 ・脚や足の使い方 歩く際に踵からつま先までしっかりと脚を使い、足裏全体で地面を感じるようにします。 ・腹部の引き締め 腹部を意識的に引き締め、体幹を強化することで姿勢を安定させます。 ・鏡を利用 鏡の前で自分の姿勢を確認することで、どの部分が後ろに寄りがちかを視覚的に確認しやすくなります。 これらのポイントを意識的に取り入れることで、重心を前方に戻し、正しい姿勢を保つことができます。 少しでも実践可能な項目がありましたら、明日からぜひ行ってみてください!
重心がズレると体の負担は大きくなる!?
2024/10/18