こんにちは！整体甲子園プラーナの鍼灸師　上野浩治です。

当院では原因不明の動悸、息切れ、眩暈、不整脈等の症状に対してとても喜ばれています（とりあえず病院に行きましょう！それで解決しない場合は、相談してください）。

もし、これらの症状が構造的な問題（心臓やその他の病名がつく疾患）ではなく、西洋医学では判断が難しい自律神経の乱れ（失調）により引き起こされているとするならば、抗不安剤等の薬（抗不安剤で楽になってもコレは対処療法であり、その場の症状は楽になることもありますが、根本的な問題の解決にならないことが多いです）を飲むよりも安全、安心で絶大に効果的です。

当院では、まず骨盤に特化して処置をします。自律神経の乱れと身体の歪み（姿勢の悪さ）に対する因果関係は、他の医療機関からも多く指摘されています。

でも正直なところ、多少の因果関係は認めますが、「それって、どうかな？」とも考えています。

現代の日本で周囲を見渡せば、そのほとんどの人の姿勢は悪いし（個人的見解）、逆にとても姿勢が良い人の自律神経は乱れないのか？という疑問にブチ当たります。

もちろん、身体の歪み≠姿勢の悪さという主張ならば。。。と置き換えても、では側湾症（背骨が曲がっている）の方は自律神経の乱れを誘発しやすいのか？？？

まぁ、細かいところは置いといて、多少の因果関係（血流の悪さ等）も認めているので、いづれにせよ骨盤周りのバランスは重視しています。

（にくづきに要）と書いて腰と書くように、身体の中心にありマサに身体の土台です。身体の歪みや姿勢の悪さを矯正するのに避けては通れません。この構造的なアライメントを矯正する事は比較的簡単ですが、実は骨盤周辺に特化している目的は別にあります。

それは、骨盤内臓器に対するアプローチです。

特に女性には調整が必要です！

膀胱や直腸などはもちろんですが、重要ポイントはやはり生殖器です！特に女性は子宮や卵巣などホルモンバランスと、とても密接に関係する臓器が存在します。ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れます。

なぜなら、卵巣のホルモン分泌をコントロールするのも、自律神経のコントロールも、全て脳の【視床下部】が司っているからです。

ホルモンが乱れても、自律神経が乱れても、お互いに影響しあいます。卵が先か鶏が先かだけの話です。ちなみにこれらの骨盤調整をしていくと、下腹部や内臓周辺になんとも言えない『ズゥゥゥゥン』とした響きを訴える方が多いです。

ホルモンの乱れ（生理痛や生理不順、PMSや更年期、嚢腫等）でお悩みの方はこの骨盤内臓器の血流などが悪い結果、子宮や卵巣周辺の組織（筋膜が靱帯等）が、とても硬くなっています。そういう意味では、この理屈（身体の歪みが自律神経に影響する）は成り立ちます。

骨盤の歪み（身体の歪み）によって、

→骨盤内の血流が悪くなる

→子宮や卵巣等の血流不足（栄養不足）

→ホルモン分泌の低下（エストロゲン等の卵巣ホルモン）

→卵巣がホルモン分泌してくれないので、視床下部が一生懸命「もっとだせ、もっとだせ」と頑張るも、視床下部自体が疲れてくる

→視床下部（自律神経の最高司令塔）が疲れると、自律神経も乱れてくる

この悪しき流れを断つためにも、繊細に調整していきます。

ズゥゥゥゥゥンと響くけど。。。

ちなみに自律神経失調とまではいかないけど、生理痛、生理不順、PMS、更年期などの謂わゆる「婦人疾患」をほっておくと、その後さらに嫌な状態に進行する可能性が大きいです。

いわゆる婦人疾患に悩んでいる方の相談をよく伺いますが、深く突き詰めていくと、

その時だけ、「薬でごまかし」ていた。

辛いけど、「こんなモンだ」と思っていた。

「若い頃からこうだから」慣れていると諦めていた。

という、達観したご意見にたどり着きます。

これ以上悪化しないと考えるのは勘違いです。

早急にケアしましょう！

当院では、すべての方にほとんど必ず（突き指で痛がっているのに骨盤を調整するのかと聞かれたら、「しません」とお答えします）骨盤周辺を調整しますので、婦人疾患でお悩みだけど「まぁ、いいか😅」と漫然とお過ごしの方にも最適です。

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